独り善がりなノベルゲー雑記

瑛里華通常ED

匂い立つ春気、目も眩まんばかりの花霞

晴れがましき門出に疼痛が鎌首をもたげた

満たされし喜びと失いし夢を従える者よ

事は成り、灯りと影は潰えた

愚か 愚かなり

出来損ないの鉱物

一日、

一月、

一年、

己の尾を追う狗の如く、彼処にてただ徒に回り続けるべし───


……だけどいつか、止まることに恐怖する

 目を覚ましなさい

鼓動ゆるやかに───